吾輩は糖尿病である

健康についてをつらつらと

糖尿病になる理由と症状が出る理由と検査に引っかかる理由

この3つには共通点もあるが基本的には違う

それが悲劇を生んでしまったわけだ

 

検査に引っかかる理由は

尿の中の糖が多い(尿検査)

血液中の糖が多い(血液検査)

HbA1cが高い(血液検査)

この3つである

このうち尿中の糖と血液中の糖は上がりやすく下がりやすい

一時的なものなので尿検査だけでは発見されない事もある

対してHbA1cは赤血球内の糖化ヘモグロビン量で、赤血球の寿命である

120日間の平均になるため見落とされることはあまりない

つまり、血液検査が大事なのだ尿検査だけじゃ不十分だから

会社の健康診断で採血がない場合は要注意だ

 

糖尿病の症状が出る理由は血糖値が一定以上になるためだ

水に砂糖を大量に溶かすとにちゃにちゃになる

同じように血糖値が上がると血もにちゃにちゃになる

血管を傷つけるし血流にも悪影響が出る

そして神経を痛めることになる

 

一般的に血液中の糖分はインスリンがなければ細胞に取り込まれない

しかし、神経細胞だけはインスリンがなくても糖分を取り込める

おそらく生命維持に重要な神経細胞に優先的に栄養を回すためだろう

しかし、これが仇となり血糖値が高い状態が続くと

どんどん糖分を取り込んで過剰にため込む

簡単に言うと水をあげすぎて根腐れした植物のようになる

神経の痛み末端の壊疽、失明と致命的な問題に繋がる

これらの問題は血糖値が高い状態が続くと起きる

なので血糖値の上昇を緩やかにすることが重要になる

 

例えば糖分を100摂取しても1時間の間50上昇するとダメージとなっても

2時間の間25上昇だとダメージにならなかったりする

同じ量を取る場合でも緩やかに上昇するようにすることで

症状が出ることを防ぐことが可能なのだ

 

ならば緩やかに上昇すれば問題ないかと言えばそうではない

これが、糖尿病になる理由によるものだ

糖尿病になる理由は膵臓の疲弊だ

血糖値が高いと膵臓が頑張ってインスリンを出す

急激に上昇すると膵臓の負担も大きくなるし乱高下することで負担は増える

だが、ゆっくりとでもずっと分泌し続ければ疲労は蓄積する

なので間食が多かったりすると糖尿病になりやすい

先の例で25しか上昇しないと症状は出ないと言ったが

24時間25上昇しっぱなしなら膵臓がダウンしてしまうわけだ

 

糖分を取らない時間をしっかりとることとしっかり寝ることが重要だ

夜更かしすれば内臓だって休めない

負荷をかけ続ければいつか倒れるのだ

あと、内臓の負担になるのはストレス

ストレスを貯めると胃が痛くなるわけだが膵臓だってダメージを受けてる

痛みが出ないだけでダメージは蓄積しているからいつか壊れる

膵臓が壊れたらおしまいだ

しっかりと膵臓を休ませてあげよう