吾輩は糖尿病である

健康についてをつらつらと

糖質制限のデメリット

糖質制限には多くのメリットがあるわけだがデメリットも当然ある

まず、タンパク質の摂取量が増えることによって腎臓や肝臓の負担が増える

なのでタンパク質の総摂取量には気を付けるべきだ

よく、糖質制限は糖質さえとらなければタンパク質と脂質はいくらとってもいいと

言われるが、これは間違いだ

処理できる量には限界があるし負荷が増えればトラブルも起きる

そして、動物性のタンパク質よりは植物性タンパク質や魚を取る方が良い

特に青魚を多く取れば体への負担は大幅に減らせる

 

糖質を摂取しない場合、脂質が主なエネルギー源となる

なので脂質をしっかりと取る必要がある

よく糖質制限を行っているにも関わらず脂質も減らす人がいるが

これはやってはいけない

栄養失調状態に陥って最悪死ぬ

また、極一部ではあるが脂質代謝異常の体質の人がいて

この場合、糖質制限は死ぬ可能性がある

医者の指導の下で行うか、事前の遺伝子検査が重要だ

 

通常、糖質を摂取している場合にはグリコーゲンとして蓄えられる

これは瞬間的なエネルギーの出所となるのだが

糖質制限を行うとこの貯蓄が0となる

そのため急激な運動などで栄養不足となり危険になる

脂肪からエネルギーを取り出すのには時間がかかるため

急激な消費には対応できないのだ

運動をする際にはゆっくりと体を慣らして無理をしないことが重要だ

また、中鎖脂肪酸の摂取である程度は対応できる

MCTオイル等を直接摂取すればかなり効率的にエネルギーを補給可能だ

 

人間は体内で糖を生成できるため糖を摂取しなくても生きていけるが

この生成には時間がかかるために急激な消費には対応出来ず

低血糖状態に陥る場合があるのだ

なのでそのような場合に備えて飴やチョコレート等を常備する必要がある

強い空腹感、めまい、冷や汗、震え等の症状が出たら

速やかに糖質を摂取する必要がある

また、この際には強い脱水症状を伴うことが多いので

水分の補給も重要になる

糖新生と言われる体内での糖の生成には水が必要であるためだ

 

まとめると糖質制限をするならば

タンパク質、脂質も取りすぎてはいけない

脂質を減らし過ぎてはいけない

動物性たんぱく質よりも植物性タンパク質、魚を取るようにする

きちんと水分を取る

急激な運動は避ける

運動をする際は事前にMCTオイル等を摂取する

低血糖対策に飴やチョコレートを用意する

 

糖質制限は万能ではないということは意識する必要があるのだ