塩分が体に悪いと言う嘘
コレステロールと同様に塩分も長らく悪者とされてきた
だが、塩分は非常に重要な栄養素で不足すれば人は生きていけない
活動自体が出来なくなって体を動かせなくなって倒れることになる
子供は特に成長中に体を作るのに必要なため不足すると大変なことになる
もちろん過剰に摂取してもいけないので匙加減は難しいわけですが
人間は塩がなければ生きていけないのです
そもそも塩分を多くとると血圧が上がるのは日本人では5人に1人程度です
残りの人は塩分を取って血圧が上がることもありません
塩分を取ると血液濃度が上がり薄めるために水分が増量されるため血圧が上がる
この理屈自体がおかしいと思いませんか?
人間の血液量は体重のおよそ1/13です
体重60kgの人の血液量はおよそ4.6kgです
食べた食塩が全部血液に溶けるわけでもないし
血液に溶け込む成分が塩だけのわけでもないです
4.6kgの血液にどれだけ影響を及ぼし
その変化がどの程度血圧に影響すると言うのか
では何故に塩分が悪者にされるのか
それは精製塩による純粋なナトリウムの摂取が問題だからだ
そもそも人間には塩が必須なのだがこの塩とNa(塩化ナトリウム)は別物だ
塩化ナトリウムは塩の主要構成要素だが本来は同じものではない
塩の成分は主に
本来この4つが含まれたものが塩なのだが
イオン交換膜による精製技術で作られた精製塩は99.9%の純度の塩化ナトリウムだ
なので、天然の塩ではなく精製塩を摂取しているとマグネシウム、カリウムが不足する
もちろん塩化ナトリウムがなくても電解質不足で倒れるのだが
ミネラル不足で困ることになる
化学的にNa(塩化ナトリウム)を抽出して塩だと言い張っている事こそが問題なのだ
塩分を過剰に求めてしまうのも摂取したはずのミネラルが摂取できていないから
なのかもしれないですね
ミネラルは脳の発達にも非常に重要で子供の時期に不足すると発達障害になります
もちろん取りすぎてはいけないので適度に天然塩を摂取するようにしましょう