良い糖質と悪い糖質
前回、精製塩が良くないと言う話をしたが
糖質も同じことが言える
真っ白な精製糖はとても体に悪い
精製していなければ体に良いという訳ではないが
吸収が緩やかになり様々な成分を摂れる分ずっとマシと言える
これは砂糖に限った話ではなく
白米よりも玄米の方が良いし
精製小麦粉よりも全粒粉小麦の方が良い
糖質そのものが体に悪いわけではなく過剰に取ることが問題なわけだ
そして、純粋な糖質は質量当たりの量が多いだけでなく
吸収されやすいために、より少ない量で害が出る
糖質は体内で合成できるため摂取する必要はないが
直接摂取すれば変換が必要ない分、効率が良く少量で賄うことができる
なので全体的に不足している状態ではとても有用となる
貧乏で食事が碌に摂れない状態なら炭水化物はとても良い食材となる
しかし、現代でそのような状態になることは少なく
常に過剰に取りすぎている状態であることが多い
そのような状態で効率のいいエネルギー源を摂取すれば
モリモリ体脂肪をため込むことになる訳だ
糖質は総カロリー摂取量が多くなりすぎないように気を配りつつ
より原型に近い精製されていないものを摂取することが望ましいと言える