吾輩は糖尿病である

健康についてをつらつらと

実はタンパク質も摂る必要はない

以前に糖質は体内で生成できるため摂らなくてもいいと書いたが

実はタンパク質も同じで体内で生成可能だったりする

と言うか実際のところタンパク質を直接摂取することは出来ない

 

タンパク質を食べると胃に運ばれて消化される

そして、アミノ酸に分解される

アミノ酸からタンパク質が合成される

食べたタンパク質が直接使われるわけではなかったりする

 

つまりタンパク質を一切摂らなくてもアミノ酸を摂っていれば問題ない訳だ

これはベジタリアンが存在することからも間違いない

植物性のタンパク質を摂っている場合もあるが

球根や種子を避けるベジタリアンの場合は豆類も食べないので

植物性のタンパク質も基本的に摂取していないのだ

 

とは言え、タンパク質を摂取しない場合には注意が必要であり

体内で合成できないアミノ酸を長期間摂取しなければ問題が発生する

また、過食気味な現代においてはこの分解合成のプロセスは良いこともある

タンパク質をアミノ酸に分解し再度タンパク質に合成すると

変換を2回行うことで無駄にエネルギーを消費するわけだが

カロリーを無駄に消費する分、太るのを防ぐことができるわけだ

とは言え、この分解合成も内臓が頑張る必要があるため過剰に摂るのは良くない

何度も書いているが、過ぎたるは及ばざるがごとし

タンパク質の摂りすぎには注意が必要だ

 

逆にタンパク質を摂取せずにアミノ酸ですべて賄う場合は

少ない摂取量で済ませることが可能となり効率が良い

ただし消化に必要なカロリーが低い分カロリーを控えめにする必要がある

何事も一長一短である

 

そして、このタンパク質は一度アミノ酸に分解されると言うのは重要で

例えばコラーゲンがお肌に良いとかもあまり信憑性がないことになる

なにせ摂取したコラーゲンも一度アミノ酸に分解されてから

体内でタンパク質に合成されるのだから

再びコラーゲンに合成される保証などない訳だ

もちろん、コラーゲンの合成に必要な原料が不足しないという意味では

全く効果がない訳でもないだろうが微妙、だよね

 

体内でのタンパク質の合成では体内のタンパク質の再利用もされるため

実際のところ塩と水だけでも人は30~40日程度は問題なく生きることができる

古いたんぱく質や問題のあるタンパク質を分解し、それを原料に

新しいたんぱく質を合成するため定期的な断食は健康に良いことになる

本格的な断食まではいかなくても食事を摂らない時間を設けることは重要となる

夕食を早めに摂るようにするだけでも一定の効果が望める

夜遅くまで起きてダラダラと間食するのはよろしくないと言うことだ